技術応用とコストパフォーマンスの進歩

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一般的な自転車愛好家が、例えばロードレーサーで1日100km程走るとして平地での巡航速度はどのくらいだろう?
おそらく30km/h前後だと思う。

どのブランドのトップモデルも、プロレーサーが使っている機材と同一のものだとすると設計時に想定された巡航速度は50km/h前後のはずだ。

自分はどんなに頑張っても50km/hで巡航することはできない。
では、そのトッププロ用機材のマージン分で一般的な中年男子が100km走ると楽かというと案外そうでもない。
自分の場合、多くは脚が負けて攣るのが落ちだ。

FELTのF95・・・おそらく実勢価格で8万円台のエントリーモデル。
これが今まで脚が攣ったようなスピードで坂を含めた100km以上を走っても何故か攣らない。
確かに0発進で猛烈に踏むとヤワイフレームでモッサリしているのだが、一旦走り出すと20km/h位から40km/h位までとても楽に加速する。
下りで60km/h近いスピードでもBBに荷重している限り極めて安定していてコントロールしやすい。
コーナーリングもニュートラルで思い通りのラインをトレースできる。
入手して間もないが、自分にはこれで十分どころかこれほど自分のサイクリングのニーズに合った自転車はないと感じている。

余談でありかつ私見だが、自転車のアルミフレームの剛性確保と振動吸収性のバランスは、主にアメリカのMTBで'80年代に上手く実践されたと記憶している。
MTBの特に「KLEIN」と「YETIのARC」によってアルミフレームの性能は格段に進歩した。

ロードモデルのアルミフレームは’50年代よりも以前から使用されていた記憶があるが、'80年代中期まで振動吸収性に寄った柔らかいフレームだったようだ。

このF95、MTBによって進歩したアルミフレームの技術をきちんと取り入れている1台だと思う。
当時30万円以上した性能が、車種は違うとはいえ現在では10万円以下で手に入れられる。
性能とコストダウン(=コストパフォーマンス)の進歩とはたいしたものだ。

今後、そういったことが、カーボンモデルにも起きてくることを期待している。

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by tavasuke | 2013-11-16 02:00 | Road