アメリカの匂い
1990年前後のバブルの時代、丁度MTBが流行のピークだった。
フィッシャーやリッチーは、芸術的なフレームワークのクロモリモデルをトップに据え、KLEINは全てのグレードで6061アルミの超軽量モデルを揃え、YETIはサスのない時代に最もスピードの出せるダウンヒルマシンを作った。
それらの殆どはメイドインUSAのハンドメイドで数十万円した。
そしてそれらの殆どに僕は乗った。
フルサスのMTBにモトクロスバイクの技術が導入された頃、僕はMTBを止めた。
そこにあるのは「自転車」でなくエンジンのないモトクロスバイクだった・・・。
「自転車」で栂池や蔵王、富士登山道のガレ場を下り降りる・・・それが楽しかったのに。
と、まあここまではオヤジの思い出話だ。
今でも僕はときどき「自転車」でダートを走る。
悪条件ほど面白い。
大人の泥んこ遊び・・・ピストとは違ってまた楽しい。
ただ、「LEDER BIKE」にだけは、当時のMTBに似た匂いを感じる。
量産メーカーとはちょっと違った、当時の「アメリカンブランド」に共通する匂いだ。
応援よろしくです!
by tavasuke | 2013-06-22 04:52 | MTB